リノベーションといえば、コンクリート現しのむき出し感。そんなイメージの方が多いのではないでしょうか。
お客様の方から、こういったテイストにしたいとご希望を頂く場合も多いです。または、できるだけの希望を実現しながら予算内に納めたいという場合に、「では、天井を造る分のお金を、棚を作るお金に回しましょうか」というご提案をしたりします。躯体現しをデザインとして積極的にご提案している訳ではないんですね。
以前も書きましたが、マンションリノベとは本来的には、都心に住むというライフスタイルを実現するための手段なので、何を優先するかを考えながら進めていきます。天井や壁は、機能としてはもちろんあった方が良いのですが、家作りはバランスも大事なので、デザインの力で、全体としてお客様が希望しているライフスタイルを実現したいという思いで、設計させていただいております。
このお部屋の洗面所の梁は、とてもきれいなコンクリートが出てきました。
コンクリートむき出し(=躯体現し)には、塗装をするという選択肢もあります。
躯体を白やアイボリーに塗装したのが、こちらのお部屋。
現しにせず、当然に天井や壁を造りたいというお客様もいらっしゃいます。
ご予算内に収まる様なデザインをいつも全力で考えています。
時間や予算の制限はしっかりあった方が良いです。
また、頂いたご予算では厳しいと思われる場合は、最初にしっかりお伝えしております。
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